3Dプリンターなど、造形技術の進歩が話題になることも多くなってきたこの頃ですが、今日は得意先の制作した造形物に塗装をしております。
こちら▼得意先製作の飛行機
飛行機本体部分は5軸NCマシンによるデコフォルム、小さな2つのプロペラ部分は光造形(※)で製作されているそうです。
弊社はこの造形に塗装します。
これくらいのサイズだと、現状では3Dプリンターで製作するよりもNCマシンの方が安価に製作できるようです。
マシンで製作したといっても、全ての作業を機械がするわけではありません。
やはり、腕のいい原型師さんが仕上げをすることで完成度の高い製品になります。
クリス・アンダーソン著 MAKERS―21世紀の産業革命が始まるに書かれてるような、誰でも自由に思うものを3Dプリンターで手にする事が出来る時代はいつになるのでしょうか。(この本で私がもっと驚いたのは、医療や食品製造の分野で3Dプリンターが活用されるようになるという部分でしたが。)
コンピューターの技術はすごい速さでで躍進しているので、本当に近い将来、広く一般に3Dプリンターが普及しているかもしれません。
私たち造形屋は、一般家庭では実現しにくい塗装作業を伴う製品や、特別な設置場所のための金物や強度が必要な造形に対する知識を積み重ねて、新しい技術とうまくかかわっていきたいものです。
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