【造形用語辞典】造形に関する専門用語をわかりやすく解説する用語集

身近に感じる!造形用語辞典

【造形用語辞典】造形に関する専門用語をわかりやすく解説します

聞きなれない造形の専門用語を、サイトを訪問してくれたあなたのニーズに絞って解説します。よくわからないを「わかった!」イメージが湧くように四次元ならではの解説集を作りました。

素材・材料(Materials)
FRP
(繊維強化プラスチック)
「軽くて、めちゃくちゃ丈夫」な造形の主役。
お家の浴槽やボートにも利用される素材です。FRPにもいろいろな種類がありますが、FRP造形では主にガラス繊維を使って強化するGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を使用しており、雨風や衝撃に強いため、屋外の立体看板や常設モニュメントに最適です。
💡 最も重要なキーワードです。FRP造形の作品一覧ページをご覧ください。
発泡スチロール
(EPS)
造形の「芯」や「原型」になる軽量素材。
いわゆる発泡スチロールですが、造形用は密度が高く硬いものを使います。これを削り出して形を作り、原型として利用します。また、発泡スチロールにFRPなどでコーティングすることも可能です。まれに短期展示ならこのまま塗装して使うこともあります(安価にできることもあります)。
💡 「展示会用」などの短期案件ページをご参照ください。
3Dプリンター
出力品
複雑な形をそのまま機械装置で実体化する素材。
PLAやABSなどの樹脂を積み上げて作ります。小さなフィギュアや、複雑なパーツの原型作りはもちろん、FRP造形の「型」などにも活躍します。3Dモデルを正確に再現できます。
💡 3Dモデリングの事例をご参照ください。
工程・技術(Processes)
3Dモデリング 平面のイラストを、立体の設計図にする技術。
「前からの絵しかない」場合でも、想像力と技術で横や後ろ姿をデータ化します。これがあるから、完成形を画面上で事前に確認できて安心です。
💡 イラストから立体化した3Dモデリングの事例をご参照ください。
NC切削 ロボットアームによる正確無比な「削り出し」。
3Dデータを元に、機械が発泡スチロールのブロックを自動で削ります。手作業では難しい幾何学模様や、左右対称の形も完璧に再現します。様々な大きさに対応するため協力会社と連携します。
型取り 同じものを複数作るための「コピー」技術。
原型からシリコンなどで型を作ります。これがあれば、FRPで同じキャラクターを何体も量産できます。記念品やノベルティ制作で活躍します。
💡 型どりの工程説明ページをご覧ください。
エージング
(エイジング塗装)
新品を「数十年経ったアンティーク」に変える魔法。
テーマパークの岩や古木のように、わざとサビや汚れを描き込む塗装技術です。世界観を演出したい店舗内装などで大人気です。
💡 「エージング」作品一覧をご参照ください。
3Dスキャン 実物をそのままデータとして取り込む技術。
人や物、粘土で作った原型をスキャナで読み取り、3Dデータ化します。3Dスキャンは、正確に再現できるものとできないものがあり、3Dスキャンが最善と判断した場合のみ使用いたします。今後のさらなる技術開発に期待する技術です。
用途・種類(Uses)
立体看板
(3D看板)
街中で「二度見」される看板。
キャラクターや商品を立体で表現した造形です。集客効果とSNSでの拡散力は絶大です。
主にFRPで作られることが多いです。 💡 「立体看板」作品一覧ページをご参照ください。
マスコット
キャラクター造形
企業の「顔」を3次元に召喚します。
ゆるキャラやロゴマークを立体化します。等身大サイズから、卓上サイズまで製作可能。愛されるフォルムバランスにこだわります。
💡 キャラクター作品一覧をご参照ください。
モニュメント 場所のシンボルになる巨大造形。
公園、広場、施設のエントランスなどに設置される象徴的なオブジェ。耐久性と安全性を最優先に設計します。
💡 大型造形一覧ページをご参照ください。
ロボット・AI外装 中身の機械に合わせて作る「専用スーツ」。
研究開発用のロボットや、配膳ロボットの外側のデザインカバーです。動きを邪魔せず、かつカッコいい見た目を実現します。
💡 ロボット外装ランディングページをご参照ください。
塗料・仕上げ材(Painting Materials)
ウレタン塗料 最強の塗膜を作る、造形のメインウェポン。
自動車の塗装にも使われる、非常に耐久性の高い塗料です。紫外線や雨風に強く、一度硬化すると溶剤でも溶けません。屋外設置の作品は、ほぼこれで仕上げます。「長持ちさせたいならウレタン一択」です。
ラッカー塗料 乾燥が爆速。でも長期屋外には不向き。
プラモデルなどでおなじみの塗料。発色が良く乾燥が早いので作業性は抜群ですが、塗膜が薄く、ウレタンに比べると紫外線や摩擦に弱いです。屋内展示や、短期イベント用の造形によく使います。
アクリル
エマルジョン
(水性塗料)
臭いが少なく、エージング塗装の達人。
水で薄められる扱いやすい塗料です。乾くと耐水性になります。筆跡を残したり、色を重ねてぼかしたりしやすいため、岩肌や古木などの「エージング塗装」や、壁画のような表現に最適です。
油性塗料 鉄部への食いつきが良い、質実剛健な塗料。
乾燥には時間がかかりますが、厚みのある塗膜を作ります。造形の内部鉄骨のサビ止めや、特定の質感を出したい場合など、適材適所で使い分けます。
クリア
(トップコート)
作品を守る「透明なバリア」。
塗装の最後に吹き付ける透明な塗料です。塗装面を傷や紫外線から守る保護膜の役割と、「ツヤツヤ(光沢)」「マット(つや消し)」「半ツヤ」など、最終的な質感を決定する役割があります。
樹脂・繊維(Resins & Fibers)
ポリエステル樹脂 FRP造形の主成分。
ガラス繊維と組み合わせて固めるための液状プラスチックです。硬化剤を入れると熱を出してカチカチに固まります。硬化が早く作業性が良いのが特徴。独特の溶剤臭がありますが、硬化後は無臭になります。
エポキシ樹脂 接着力と透明度の王様。
ポリエステル樹脂よりも高価ですが、接着力が非常に強く、硬化収縮(固まるときに縮むこと)が少ないのが特徴です。透明度が高いタイプは、水面や宝石のような表現に使ったり、異素材同士の接着に使ったりします。
ガラス繊維
(グラスファイバー)
FRPの「強さ」を生む筋肉。
樹脂だけでは割れやすいため、このガラス繊維を浸透させて強度を出します。用途に合わせて、繊維がランダムに絡み合った「マット」や、織物状の「クロス」などを使い分けます。素材のまま触るとチクチクしますが、製品になったときにちくちくしないよう注意して製作しています。
ゲルコート FRPの表面を美しくする「化粧層」。
型に一番最初に塗る、粘度の高い樹脂の層です。これが製品の一番外側の表面になります。これがあるおかげで、型から抜いた直後でもツルツルの表面になります。
パテ
(ポリパテ等)
造形の微調整役、凹凸を埋める修正材。
FRPやスチロールの表面の段差や気泡を埋めて、滑らかにするために使います。これを盛っては磨き、盛っては磨き…の繰り返しが、スムーズな曲面を生み出します。
管理・安全(Management & Safety)
MSDS
(SDS)
材料の「取り扱い説明書」と「緊急時の対処法」。
化学物質の安全データシート(Material Safety Data Sheet、現在はSDS:Safety Data Sheet)のことです。FRP造形に使用する樹脂や塗料など、すべての化学物質にはこれが必要であり、保管方法、危険有害性、応急処置、廃棄方法などが細かく記載されています。作業者の安全と法令遵守のために不可欠な情報です。テーマパークなど、特定のお客様(施設)の安全管理上、この書類の提出が義務付けられる場合があります。ご要望の際には対応しております。
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